休日なのに仕事をしてしまった。基本的に店頭から動けない仕事なので、荷物を運んだり書類をもらったりということを少し。一応動いていた時間分の時給はつけてくれるらしい。
お昼時の県道をのんびり走っていたら、思っていた以上にあちこち紅葉していて、初めて地元でも秋を実感した。日中、色がはっきり見える時間帯はずっと屋内にいるので季節感が伝わってこない。まあ、この世に存在するもので人間が作ったもの以外は何一つとして「見られるために存在」していないので、仕方ないかもしれない。

SNSで流れてきたニュース。鳩を轢き逃げして逮捕された運転手がいるらしい。その上「どかない鳩が悪い」「道路は人間のもの」みたいなことを供述しているらしい。なんともおこがましいものだ。
先日、バイパスの交差点で猫が轢かれていた。茶色いふさふさした胴体から飛び出た赤黒い内臓が、無機質なアスファルトの上ではとにかく異質だった。もちろん、猫は轢かれるべきではなかった。ドライバーは猫に気づくべきだったろうし、スピードを落とすべきだったかもしれない。ただ、その猫はすでに轢かれてしまっていた。命の終わりは儚い。
ただ、もしこれが森だったり野原だったり河川敷だったりしたならば、こんなにも猫の死骸は異質なものではなかっただろう。それはいずれ土に還り、自然の循環に戻ってゆくはずなのだ。しかし、路上の猫は誰かが片付けなければならない。
道路は便利だ。道路がないと人は安心して移動できないし、物流もスムーズに行かなくなってしまう。ただ、その一方で、道路を作ることで動物たちが自然に死んでゆける場所を削っていることは、忘れてはいけないと思う。
奈良県民ぐらい日常的に動物と共存できたら、「道路は人のもの」なんて言えないだろうなあ。