別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

「文芸誌を一年感読んでみるチャレンジ」について

はじめましての方ははじめまして。いつも読んでくださっている方はありがとうございます。別に書くほどではないですが、麦窪と申します。

さて、今日はいつもの雑感ではなく、私とお仲間たちでやっている「文芸誌を一年感読んでみるチャレンジ(文チャレ)」というクレイジー&エキサイティングな取り組みについて書いてみようと思います。
チャレンジもそろそろ半年を迎えたので、ここいらで改めてチャレンジの目的を振り返りつつ、あわよくば今これを読んでいるあなたをチャレンジに引き摺り込んでやろうという魂胆なのです。さあさどうぞお進みください……。

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文チャレの概要

文チャレとはその名の通り、「文芸誌を一年感読んでみる」という非常にシンプルなチャレンジです。文芸誌というのは各出版社から月刊や季刊で発売されている、小説エッセイ評論その他諸々がたくさん入った雑誌で、有名どころだと『文學界』『群像』『新潮』『すばる』(以上は月刊誌)『文藝』(季刊誌)を合わせて「五大文芸誌」というのがあります。

チャレンジ参加者は、お好きな文芸誌を一冊〜何冊でも選んでひたすら読みます。通読や読了を目指すというよりは「一年感読む」の方に重きを置いているので、完全読破は目指さなくても大丈夫です。もちろん全部読んでやるぜ! という血気盛んな方はぜひ挑戦してみてください。文字の海で溺れる感覚をたっぷり味わえます。
#文チャレ」のタグとともに文芸誌の感想を投稿していただければ、勝手に参加者としてカウントさせていただきます。もし何らかの手違いで間違って投稿してしまった場合……潔く諦めて参加してください✨

なおチャレンジ自体は2024年一月号(おおむね2023年12月中に発売)からスタートしておりますが、途中参加も構いません。今から12月まで半年読んでみてもいいし、あるいは来年の6月まで挑戦を続けても構いません。そういう方が次々参加してくれて、半永久的にチャレンジ自体が続いていったりしたら面白いな〜とは思います。

ちなみに現在参加者が読んでいるのは『文學界』『群像』『現代詩手帖』『ユリイカ』『飛ぶ教室』『S-Fマガジン』など。被ってもいいし、それ以外を選んでも構いません。(なおここでいう「文芸誌」は読みものを主体にした、ある程度文学に関係がある雑誌、ぐらいのゆるさなので、『本の雑誌』等もOKです)

文芸誌が集まると謎に迫力がある

報告会について

文芸誌を読み続けるモチベーションが続かない……という私自身と参加者の皆様のために、進捗や読んだところの感想などを共有する会を月ごとに設けています。
現在参加者が三重県内に住む知人同士のためオフラインでの開催が多めですが、スペース配信などもしています。もし遠方からご参加希望の場合、ZOOMで開催もできますので、お気軽にお声がけください!

↓過去の報告会のレポを投稿しています
himasogai.hateblo.jp
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なお、次回の報告会は今週日曜日、29日の18時半からです。三重県津市の「ニネンノハコ」というスペースでオフライン会としてやりますが、スペースでも配信予定です。ご興味ある方は、ぜひ。

そもそも何でそんなことやってるん?

これについては水たまりより浅く、公園の砂山よりも低い理由があるのです。つまり「なんとなく面白そうだから!」ということ。
それだけじゃ納得できない方のためにもう少しちゃんとした理由を捻り出しておくと、そもそも私が寂しがり屋だから、ということになります。うん。寂しいんだ。でもね、一緒に遊ぼとか構ってとか、人に言うのが苦手なんだ…‥。だからこうやって変な企画を立ち上げて、周りを勝手に巻き込んじゃって、自分の寂しさを紛らわせてるんだよ……。
「文芸誌を選んだわけ」? それはですね、いつかの読書会で文芸誌の新人賞を紹介している方がいて、自分は勝手にその方のことをものすごく信頼してるんですね。しかもその方がまた本の紹介が上手いんだな。それでもすごく読んでみたくなっちゃって、図書館でパラパラ読んでみたわけなんですよ。それで初めて文芸誌ってものに触れたんですけどね、なんというか意外と読めそうな部分もあるな、って思えて。もっと硬くて難しいものかと思ってたんですけど、もしかしてけっこう面白く読めるんじゃないか? って。
でも日ごろ本を買っては次々積んでしまう自分が文芸誌なんて買おうもんなら、もう積読タワーがタケノコばりのスピードで成長してしまうじゃないですか。それはちょっと困る。そうだ、だったら強制的に毎月読まなきゃいけない状況にしてしまおう、と思ったわけです。今まで寂しさから雑なイベントをたくさんやってきた経験が生きた、ということです。
こんなマゾヒスティックなことに参加してくれる人がいるのかな〜と内心不安に思いつつも、Twitterで「文芸誌を一年感読んでみる、みたいなチャレンジやりたいな〜」なんて呟いてみたところ、お知り合いの読書家さんたちが食い気味に反応してくださりました(この辺は微妙に記憶が捏造されているかも)。よっしゃ、じゃあやるか、と。

で、今に至ります。

文チャレのこれまでとこれから

そんな個人的&不純な動機で始まった文芸誌を一年間読んでみるチャレンジ。そのため最初はあまり大ごとにしたくなくて、ローカルなオフライン読書会で報告をしたり、こっそりやっていました。それが徐々にですが、「作家さんや文芸誌のアカウントから認知されているのでは……?」ということも増えてきて、もうそろそろ文チャレやってまーす! というのを前面に押し出してもいいのではないか、とも思えるようになってきました。
また先日の文学フリマをきっかけに、他にも文芸誌を読んで発信している人がいる! と知ったことにも勇気づけられました。

文フリで購入した『群像一年分の一年』。読者キャンペーンで群像一年分が当選したので読破してみた記録エッセイ&日記本です。ちょうど我々が文チャレを始める前の月に読了していて、奇跡的に引き継いだみたいな形になったのがちょっと嬉しい(開始時には全く存じませんでした)

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正直に申し上げると、私は文チャレ参加者の中でいちばん読書量が少ないかもしれません。以前は小説もあんまり読まなかったし、文チャレ以前は1日に1ページも読まない日も多々ありました。
それでもこうやって皆さんと楽しく文芸誌を読めている。めっちゃゆるいけど、なんとなく楽しそうなことをできている。そういうことが、何かしら自分にとっても周りにとっても、良い流れになってくれたら嬉しいのです(例えば、私の知る限り三重県で定期的に開かれている読書会は4つぐらいしかありません。認知してなかったらごめんなさい。地方としてはこれでも多いのかもしれないですが、それでももう少し、気軽に何かをやってみられる空気が浸透してくれば、増えてくれるんじゃないかな……と思います)。

ぐだぐだと書いていたらとても長くなってしまいましたが、最後は文チャレの合言葉で。

読もうぜ、文芸誌!