
桜も散り始めている。狙ったように休みの日ばかり悪天候で、今年はあまり穏やかな春を体感できず。
3/30
朝の電車では岩野卓司『返さない借り つながる贈与』(朝日新聞出版)を読み始める。モースの『贈与論』も同じく岩野さんの『贈与論』も積んでいるなかで、薄くて読みやすそうな選書が出たのでついついこちらから手に取ってしまった。
なんとなくぼんやりとした理解だったハウとかポトラッチとかの話は割と序盤で出てくるが、ポトラッチが思ってたよりだいぶ過酷だった。
自分の大切なものを競合相手の前で破壊することで、自分の「気前のよさ」を示すことができる。犠牲にするものが貴重であればあるほど、その人の「気前のよさ」は際立つのだ。
(岩野卓司『返さない借り つながる贈与』朝日新聞出版/P38)
家を燃やしたりもするとか。もはや狂気じみた贈与合戦。
しかし、「自分を不利にすることでなんらかの立場を守ろうとする」というマインドは自傷的自己愛にも少し通じそうな。自虐はポトラッチであるか?
イオンのセール日なので一度帰ってからザ・ビッグなどに行き、間食など買う。ついでに無印週間も終わるので、竹ラックを買う。部屋で使うというより、何らかのイベントのディスプレイに使えそうなので。当分参加は未定であるが…。
3/31
思ったより降っていなかったのでレインコート着て原付で行く。念のため傘も持って行くが、出番はあまりなさそう。
こないだ事故が発生していた見晴らし良い交差点の少し先でまた事故が発生しており、本当にもう…と。しかも今回は普通の一本道で、片方の車が田んぼに落ちてしまっている。路面は漏れ出たオイルでギラっとしている。農家さんもたまったもんじゃないな。制限速度40キロで走ってればこんな派手に衝突しないだろうに。
なんにせよここひと月で三度ほど衝突事故に遭遇している。ほんとご安全に。
4/1
いつも通り11時ぐらいに起きる。今日も雨が降ってる。
銀行で両替し、図書館に本を返し、来たるべくお花見の準備などをし。そんな感じでもう夕方になってて、駿河屋で買ったプロジェクターが届いたので動作確認。なかなか良さげ。点灯時間0になってるのはリセットされてる?
ギター練習。「いきのこり●ぼくら」を重点的に。イントロもたどたどしくながら弾けてきたので、あとはどれだけスムーズに繋げられ、綺麗に鳴らせるか。
最近自分にとってお酒はどうなのだろう? と思っていろいろ試している。知らないものを口にすることへの抵抗がめちゃくちゃ大きいので普段飲み慣れたチューハイ程度しか飲まないところを、ワンカップやおにころなど飲んでみる。後者のが酔うな、という感じ。でもなんか前みたいにめっちゃ酔ってテンションおかしくなるという状態にはなかなかならず。やはり普段が低いとアルコールで気分良く…というのも限界があるのだろう。そんな感じなので、お酒をあえて飲みたくなることがあまりない。水こそ正義。
4/2
昨晩もダラダラと夜更かししてしまったので非常に眠い。眠すぎて午前中まともに字が書けなかった。
朝の電車は新年度ということなのかやや混み。しかも(どこかでダイヤが狂った日特有の)ロングシートじゃなくてクロスシート車両が来たのでげんなり。まあ座れるには座れたのでよし。
贈与の続きを読む。贈与における第三者の必要性を説明する中でハウは精霊じゃなくてシステム的なものではないか…みたいな話が出てきて、レヴィ=ストロースの「限定交換」「全体交換」の話に。眠いのでややこしい婚姻関係とか全然頭に入ってこず、双方交叉イトコ婚なんてもう「???」すぎる。
しかし「社会の構成において互いに対立し合ったり補い合ったりする二つの集団を双方組織という。この双方組織が氏族のような出身集団の場合、半族と呼ばれる」(P146)というのはファンタジーとかでよく見るやつだ! と少しテンション上がった。
例がややこしいけど要は贈与の「返さねばならない借り」からいかに逃れられるかという話。
知人の出産祝いを共同で贈る会のブツを注文。自分ひとりだとなかなか買えないいいお値段の積み木。喜んでもらえると良いが。
適当にバイトして(最近どうもモチベーションが出ない…)帰りで贈与の続き。第五章はクルミドコーヒーの事例や臓器提供という返礼を求めないかたちの贈与を紹介。続く第六章はレベッカ・ソルニットの『災害ユートピア』についてなのだが、ちょっと引用多すぎない? 見開き全部がソルニットの紹介している事例についてで、それはもうソルニット読めばいいじゃん…と思ってしまう。
帰宅後、シガー・ロスの「Ágætis Byrjun」のコピーを試みる。ほぼほぼ三音弾いてるだけなので割とできて楽しい。
4/3
駅の駐輪場にイチゴのキーホルダーみたいなん落ちてるなぁと思ったら、落ちた椿の花だった。
金原瑞人『英米文学のわからない言葉』(左右社)を読み始める。中学の朝読書でホームズを手に取ったもののわからない言葉だらけで挫折した人間にはありがたい。
ベスもリズもイライザもベッツィも「エリザベス」のあだ名だ、とか、アブサンはやたら度数の高い劣悪な酒だ、とか。こういうのを網羅して学べる方法って現地に住むぐらいしかなさそうだし、本で読めるのは良い。
4/4
雨風強く、寒い。ちょっと体調が微妙。
4/5
久々に一眼レフを持ち出して写真を撮る。やっぱりこの奥行き感はセンサーがデカくないと出せないなぁ。重くさえなければもっと使いたい。
午後から何人かで集まってお酒を飲んだり話したりする。自分には場をまわす才能とか人柄とかがないので、申し訳なく思う。

