別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

しるこサンドのちょうど良さが沁みる

しるこサンドを買った。しるこサンドってなんか、何人かで集まった時に食べるお菓子のイメージがあり(個包装だからか?)、滅多に自分では買わないけれど、たまたまスギ薬局で目についてついで買いしてしまった。

 

しるこサンドってめっちゃちょうどいいお菓子だ。帰宅してから夕食までの間の空腹に耐えられず、スナックを一袋開けてしまうということが最近の日課になってしまっていた。おそらくそのせいで3キロぐらい太った。それがしるこサンドならば、1枚でそれなりの満足感がある。いったいこの満足感は何なのだろう。程よい甘さとしょっぱさが共存しているから? 

 

思うに、空腹感というのは、精神的な渇望とリンクしている気がする。過食だとか拒食だとか大袈裟なことではないが、ちゃんと心のバランスが整っているときは、あまり間食をしない。時間だけが空虚に過ぎていってしまうような感覚に晒されたとき、ついつい何かをつまんでしまうのだ。そして、そういう時感じられる「おいしさ」はたかが知れている。

しるこサンドはおいしい。程よくおいしい。

他のスナックに比べてさっぱりした風味は、ちゃんと味わおうとした時により深く感じられる。なんというか、食べてるって感じがする。しるこサンドに向き合っている。

 

精神が充足すれば食を味わえるようになるのか、あるいは食を味わうようなところから精神が満たされていくのかは分からないけれど、しるこサンドと一緒に少しずつ満たされていきたいなと思う。