別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

あの頃は良かった

最近、体が重い。疲れが取れない。本を読んでいてもなかなか入ってこない。思考が続かない。文字が頭に入ってこない。すぐ横になってしまう。

 

って書いてて思ったけど、めちゃくちゃ寝不足みたいな症状じゃん。もっと何か、老化的なあれかと思ったけど、普通に寝不足と運動不足な気がしてきた。

睡眠時間は前とそれほど変わってない気がするのだけれど、今の睡眠じゃ足りなくなってきたのかもしれない。その点は加齢とも言えるのだろうか。

 

思い出すのは以前の自分。日中怠惰な生活をしていたのは変わらないが、それなりに本を読んだり、散歩したり、ノートに色々書き込んだりと、今よりも「健全であること」を意識して暮らしていた気がする。思考力ももう少しあったはずだ。

それが今は、フルタイムで働くぶん生活リズム自体は改善したけれど、仕事の疲れがーとか言って色々なこと(生活的なこと)が疎かになっている。習慣にしていたことが破綻してしまったり、散歩の時間も短くなったり。そして色々考えようとする気力が落ちてしまった。

ほんの数年でこれならば、50とかになったらどうなってしまうのか。不安しかない。というか生きてる気がしない。

今は体力とか注意力とかで保たれている部分が誤魔化せなくなってくるだろう。自転車とかあと10年も乗れる気がしない。絶対こける。

 

他人と比較するんじゃなくて、自分と比較しろ。

なんて言葉もあるけれど、それがモチベーションになるのは成長してる実感がある時だけだよね。退化してる実感があるなら、どっちにしろ辛い。

そしていずれは誰だって「前はできてたことができなくなった」と気づいてしまうときが来るのだ。場合によっては気づかないまま退化してることもあるかもしれない。それが一番怖いやつ。

だから、結局やっぱり執着しないほうがいいんじゃないのか。

過去は過去で、どれだけ回想しても当時に戻れるわけではない。それこそ「あの頃は良かった」を繰り返すだけになってしまう。

体力と思考力が今よりちょっとあった(気がする)以前の自分を取り戻す、という形ではなくて、とりあえず現状から始めることをする。今、スタートラインに立つ。

 

そうしないとずっと、後ろ髪を引かれるような思いに苛まれたままなんじゃないかと思う。