もう、風邪が一晩で治るほど若くはないんだね……という現実を突きつけられた朝である。むしろ喉の感じが昨日より悪化している。まあ、私より若いはずのきょうだいも熱出してダウンしてたので、この風邪が強い風邪なんだということで。
「百均の曲が不穏」みたいなバズツイを見て調べたらワルター・ワンダレイだったので、聴きながら出勤。ワルターについては前も書いたけれど、ルロイ・アンダーソンとともにイオンでめっちゃ流れるやつだ。
ちなみにバズっていたのはSurfboardというボサノバのカヴァーで、確かに結構不穏なアレンジだ。
そしてこれを聞いていると、とある曲にめちゃくちゃ似ていることに気づいてしまった。我らが青春のニンテンドー機・WiiのショッピングチャンネルのBGMである。
いや、この曲に限らずワルターの曲は大体似ている、というか順番的にはWiiの曲がワルターに似ているのだ。聞き比べるとかなーり露骨に似ているのがわかる。大丈夫だったのかこれ?
気になる方はぜひ調べて聞き比べてみてほしい。オルガンの独特な響きまでそっくりでびっくりだ。
個人的に、こんな感じで好きな曲の元ネタに辿り着けた時のスッキリ感がすごい好き。
そんなこんなで気分はスッキリしたものの、お仕事中も鼻水ダラダラで体調の方は最悪にBADだった。それでもなんとか持ち堪えて、夜は部室に寄った。
いつもピアノの練習をチェックしてくれている知人がフルートを練習していて、初めて目の前で生フルート(生フルーツみたいだ)を聞いた。
第一印象は、意外と音でかい。第二印象は、意外と力強い。
フルートってオーケストラの中とかだと繊細で静かなイメージがあるけれど、単体で目の前で聞くとしっかりと「笛」って感じがあった。横笛は息を吹き込むというより息を当てて吹く構造なので、縦笛より「かすれ」の感じが出る、というのもあるかもしれない。とはいえ縦笛の尺八ほど出さないだろうけど。
フルートといえば、アイルランド音楽ではアイリッシュフルートというのが使われている。現代のフルートは金管だが、かつて19世紀ごろには木管のものが主流で、それが今でも民族音楽では使われているということだ。
自分にとってはこちらの音の方が馴染みはあるかもしれない(生で聞いたことはまだないけれど)
いつかアイリッシュをやってみたいという気持ちがある。フルートの方、一緒にやってくれないかなぁ?