先日お隣の県で開催されていたブックイベントに参加した時のメモ

今回が初参加。というか県外出店が円頓寺以来2回目なので、無事辿り着けるか心配であった。
8時半から準備開始なので、6時ぐらいに家を出て高速で向かった。眠いので左車線をゆっくり行ったけど、8時ぐらいに着く感じになった。まだ開いてないのでちょい待ち。
そろそろ開いたかなというぐらいで駐車場に向かうのだが、いつもの方向音痴で交差点を曲がって右折すべきところを左折してしまい、坂道を途中まで登ったあたりで絶対違うよなと思って引き返す時間があった。
駐車場に着くともうすでに結構準備が始まっていて、もしかすると若干早めに開けてもらってたのかもしれない。

設営
まず荷物を置いてから車を移動させる必要があるのだが、出店場所の芝生がだいぶしっとりしていた。本は一応密閉コンテナに入れていたが、念のためにブルーシートを持ってきておいて正解。
出店位置の印がビニールテープなので、一度たわんでしまうと場所が分かりにくくなるのがちょっと困った。随所にもう少し錘があれば良かったかも。(おそらくテープがずれたせいでお隣さんがこちらにはみ出していて、結果的にもう片隣りさんの方とギリギリになってしまった)
車から荷を運ぶ途中、台車が左にばかり曲がるようになってしまい壊れたかと思ったら、ネジが2本抜けていた。やっぱこういうことになるよなあ、組み立てだと。そのための予備ネジ2本なのか。
設営は前日にイメトレしてたので割とスムーズにできた。

様子

会場は思ったよりコンパクトにまとまっていたが、人はすんごい多かった。博物館のお客さんとかも来てくれていた。

チルしてる人たちがなんか良かった。

なんかけん玉パフォーマンスとか体験とかもやってて、お子様に人気だった。自分も学童で死ぬほどやらされた人間なので、久々にやりたくなった。

晴れて良かった。

なんで津の本が? と突っ込んでくれた博物館の方が津出身で話が弾んだ。ローカル本を置いておくとこういう面白いことがあるので、みんなもっとローカル本売るべき。
販売の実情

今回たぶん200冊ぐらい持って行った。最近では一箱古本市でも本より雑貨とかZINEが多いパターンもあって、それはそれでいいんだけど、もし自分が本目当てのお客さんだったら物足りなく感じるかもなぁ……と考えての冊数。
結果的には60冊ぐらい売れて、搬出がちょっと楽になった。
売上については実のところ、交通費+出店料でほぼ相殺。でも相殺してもらえるだけありがたい。
もちろん「生業」としてやってたら完全にダメなんだけど、そもそも本で利益を出そうと思ったら「めちゃくちゃ安く仕入れてたくさん売る」が必要なので、一般人には普通に無理だと思う。
自分の場合はほぼほぼブックオフの均一本から仕入れており、それで利益を出そうとしたら110円の本を最低500円とかで売らなきゃいけなくなると思うが(実際の新古書店はもっとえげつないけど)、それはもう違うじゃん。そういうことがやりたいのではないのだ。あくまで、「ここでこんな本が手に入る…!」という喜びをやりたいのだ。(これはZINEとか素敵な作品を作れないが故に妥協した自己表現とも言えるか)
だから普通に利益-10円の本もたくさんある。
(というか本当は、一箱古本市は「自分が読んで良かった本をお勧めする」ぐらいのマインドであるべきなのだろう。読んでない本を仕入れて在庫を抱え始めるのはたぶん不健全……)
ちなみに絶対売れると思っていたハーンの『怪談』や近年出たばかりのエッセイ本、あとクリスマスの本などは売れました。売れると思って用意した本が売れるのは嬉しい。

カメラ売ってる方がいてびっくりした。
反省

- 離席しすぎ。
自分も本見たいし、写真撮りたいし、お菓子食べたいしでめちゃくちゃ席を離れてしまった。小規模イベントならまだしも、この規模だとちょっと危ないかも。
- 忘れ物多すぎ。
お昼ご飯に用意してたパンと、挨拶がわりに用意してたお菓子を忘れた。パンは翌日の仕事中に食べた。
- 帰り道、ブックオフ寄りすぎ。
せっかくここまで来たのだからと、4軒梯子して帰った。売った本をまた買った。積読無限地獄の始まりだよ。
帰り道に寄ったブックオフ
https://maps.app.goo.gl/3ijiKccYgEU87hcC7?g_st=ipcmaps.app.goo.gl
均一の教養系文庫がすごかった。地元ではまずない充実さ。
https://maps.app.goo.gl/ZP5sTBDZtLsBrs5C6?g_st=ipcmaps.app.goo.gl
値付けが高めなのだが、相対的に均一じゃない単行本が安くなってた。
https://maps.app.goo.gl/SbruksSXLLdGBPLH8?g_st=ipcmaps.app.goo.gl
カインズの2階にあるっていうのが不思議。スーパーバザーで服とか雑貨とかゲームが中心ではあるものの、本の種類は幅広くて良かった。