別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

240521雑感

東京で迎えた3日目の朝。昨日もブログ書いてたら結局1時過ぎになったので、10時ごろまでゆっくり横になっていた。

コンビニで買った親子丼を食べて、文フリのZINEと昨日買った本を無理やりスーツケースに詰め込んで、お昼前にチェックアウト。歌舞伎町の坂道をゴロゴロ言わせながら歩む。夜は怖いけど、お日様の下では普通の繁華街だ。

 

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ゴジラと承認欲求モンスターがコラボしていた

 

電車に乗る前に、いろんな人から「行くべし」と言われていた紀伊國屋本店へ。話題書やベストセラーはさることながら、小出版社系の本もたくさん積まれていて圧倒される。あとポップがすごい。著者サインやポップがあちこちにあるし、店員によるポップの気合いの入りようがすごすぎる。それぞれの分野に精通した店員が揃っている強みがあるのだろうなあ。

店内はけっこう通路も広々としていて、間違っても品出し前の本が積まれていることもなく、照明も明るく柔らかく色再現性も高くて、これが本屋の理想かと思った。

 

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まあそれはそれとして、カオスに呑まれたような本屋というのもまた良いのである。個性は書店の揃う街、神保町へ行く。

 

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以前に行ったときも思っていたのだが、どのお店も入り口にはとっつきやすい均一本を出している。主に文庫や新書なのだが、明らかにお店で取り扱っている商品とは違うのが気になる。均一とはいえ売れたら利益。わざわざそのために仕入れているということだろうか。あるいは買取のときに一緒に買っているのか。

今回特に惹かれたのは日本特化書籍さんの棚で、均一にも人文系がどっさり置かれていてこれは神保町じゃなきゃ無理だろうなぁ〜と思った。棚を見ている間にも店の前についたバンから次々に本が運び込まれていて、ちゃんと商品が動き続けているのが伺える。

 

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そしてこれまたすごいというか、ここしかできないのが八木書店さんのバーゲン本特価ワゴンだ。八木書店というのは本の卸、すなわち取次もやっていて、自由価格のバーゲン本は八木書店経由で様々な書店に卸されているらしい。だから新品に近い、というか誰の手にも渡っていないという点ではほぼ新品のバーゲン本をさらに特価で売れるというわけだ。

 

ちなみにバーゲン本自体は楽天とかで買える。欲しい本があったらラッキーだ。

(店頭に並んでいるのはここからさらに100〜200円ほど引かれていた)

 

books.rakuten.co.jp

 

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お昼を食べてから、オープン時からとても気になっていたWols Booksさんへ。古書街から5分ぐらいのところにある、アートブック専門店だ。

ここはもうとてつもなく素晴らしかった。自分は写真集ぐらいでしかアート本の良し悪しを判断できないが、良い本揃いだった。状態も良いし、価格もお手頃。こんな本屋が地元に欲しい!(でも都会じゃないと採算が取れないし、仕入れも難しいんだろうなぁ…)

セバスチャン・サルガドの図録などを買った。

 

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再び古書街に戻り、前回できなかった神保町ブックセンターで岩波文庫の壁の前で岩波文庫ソーダを飲むというのをやった。映え〜〜。

 

そんなこんなで18時。古本屋さんが概ね閉まってしまった後は、シェア型書店のPASSAGEさんへ。東京のシェア型書店はヤバい。著者とか作家の棚が多すぎる(しかもサイン本が並んでいる)。

一日中なんとなく探していたウルフの『灯台へ』をここでようやく見つけて買った。

 

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その後は神保町から神田駅へ行き、ネカフェでシャワーを浴びて時間潰して東京土産も買ってアホみたいな重さになったスーツケースをヒイヒイ言いながら引っ張ってバスに乗った今これを書いている。

 

家に帰ったらお布団に直行して、思う存分眠りたい。もうそれだけでこの上ない多幸感を得られるだろう。

 

240520雑感

夜行バスと文フリでの疲労をなんとかするために、狭いドミトリーの中で10時ごろまで眠っていた。なんかもう、今日は何もしなくてもいいかな……と一瞬思ったのだが、どちらにしろ清掃中出かけなきゃいけないので、重い腰を上げて動き出した。

 

昨日めちゃくちゃ出費していたので正直行くか迷ったけれど、まあ人生で一回ぐらい観てもいいかなと思ったので、まずはマティス展へ行った。乃木坂駅国立新美術館は直結していて、駅から続く通路がすでに美術館っぽい曲線具合で素晴らしかった。

 

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マティス展、やっぱり行って良かった。マティス作品が1、2点常設に並んでいる美術館はあれど、切り絵のシリーズは大型作品が多いためか、実物を見たのは今回が初めてだった。それで盛大な勘違いをしていたことに気付いたのだが、切り絵の素材は透明なセロファンではなく、色付けした紙だったのだ。図録なんかで見るとあまりわからないけれど、実物には塗りむらやそれぞれの色の微妙な違いがあって、色紙を切り貼りしたものより「絵っぽさ」が残っていた気がする。

 

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有名なブルーヌードも下書きがすごくたくさん書かれているし、けっこう細かい切り貼りの集合体だった。

マティス展の感想はそれだけで一記事になりそうだけど、もうすでにけっこう忘れてるので、見ながら書いていた雑なメモを貼っておきたい。

 

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個人的に嬉しかったのはアンリ・カルティエ=ブレッソンの『逃げ去るイメージ』(決定的瞬間よりは原題のこちらの方が好き)の表紙画も紹介されていて、現物があったこと。展示に関係ないので中身は見れなかったけど。

でも『ジャズ』の中身は全ページ公開されていて、手書きのタイトルや文字もめちゃくちゃオシャレだった。図録よりこちらを復刊してほしい。

 

ちなみにブレッソン大阪芸大のコレクション展がそのうちあるらしい。久々に観ようかな。

 

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一時期インスタとかでめっちゃ見た景色。

 

そんなこんなでマティスを堪能して、いざ本屋巡りをしようというときには既に4時前だった。

まずは三鷹のりんてん舎さん。Xで毎回すごい充実した仕入れを紹介されているお店で行ってみたかった。三鷹だけにな。

お店の空間は思ったより狭かったのだけれど、そこにめちゃくちゃ濃い棚がびっしり並んでいた。どちらかと言うと文庫系より単行本、プロフィールにある通り詩歌が充実している。侃々房の現代歌人シリーズとかこんなに古本で揃ってるの初めて見た。

ここではずっと気になっていた塚本邦雄などを購入。

 

続いて駅方面に戻ったところにある水中書店さん。通路に大きく開いていて、入りやすい雰囲気のためかお客さんも多かった。店内は最近のセブンイレブンみたいな棚配置だったのだが、その高さが絶妙に良い。圧迫感が出ず、でも本もたくさん入るような高さの考えられた作りだった。

本を見ている途中にも地元民らしき方が持ち込みで本を売りに来ていたのだけれど、その査定がめちゃくちゃ速くてプロだ!と思った。

なによりこのような気軽さで本を売れるお店であることが、在庫の文化度の高さにも大きく貢献しているのだろう。

 

続いて吉祥寺にもどって、知人がとてもオススメとしていた古書 防波堤さん。ここは今までのお店よりも古本屋感が強めだった。古い本もしっかりある。そして埴谷甚一がそろっている。一部新刊もあるようだったが、その選書もかなり好みが出ていてよかった。

 

そして今回で三度目の百年さん。昨日の文フリでも購入したZINEがさっそく並んでいた。新刊コーナーはタバブックス、生きのびるブックス、百万年書房などの本が並んでいる……というのが分かるようになった程度には、前に来たときより本に詳しくなったなぁ、としみじみした(ただし知っているだけで読んだ気になってしまうのは自分のダメなところだ)。

奥のアート本のあたりを歩きながら、ああここで又吉直樹が一夜を過ごしたのか…などと感慨に耽った。

 

最後は高円寺の蟹ブックスさんへ向かった。閉店ギリギリ滑り込み。本屋巡りは時間がいくらあっても足りない。

高円寺という街について全然知らないが、なんとなく東京の中心のあたりでは落ち着いた街なのではないかと感じられる。商店街もなんとなくだけど親しみやすさがある。そんな場所にある書店のカウンターの中に、かの名物店員花田さんと昨日文フリでもお見かけしていたphaさんが並んで作業をしている…という光景がもう凄いなぁ、これが東京……と田舎者は思ってしまうのである。

閉店20分前ということもあってさすがにオススメの本を書いたりすることはできなかったが、なんとなく蟹ブックスさんでは自分の悩みに対して冷静に向き合わせてくれるような本が買いたくて、 與那覇潤さんの『知性は死なない』を手に取った。

ついでにちゃっかり持ってきていた『であすす』にもサインを入れてもらったりしちゃうのであった。閉店前の忙しいときにほんとすみません。

 

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そんな感じで二日目は終了。今日もいっぱいになったスーツケースを抱えながら、さて昨日買った大量のZINEともどもどうしたものかと頭を悩ませつつ、でもせっかく東京にいるのだからとその後新宿のBOOKOFFに寄ってしまったとかなんとかで、歩数は19,910歩を記録。

 

あ、明日は神保町に行きます。

(荷物から目を逸らしつつ)

240519雑感

高速バスの夜に、意識がすこしうっすらする程度の「睡眠」以上を期待するのは間違っているだろうか。

おそらく3時ごろに少し、そして横浜で隣席と後ろが降りた後、ようやく席を倒せてから少し。計1時間ぐらいは意識が朦朧としていた気がするが、眠ったとは言い難い。ほぼ徹夜である。エア枕の効果はほとんどなくて、むしろ背中に挟んだりお腹で抱えてた時のほうが心持ち楽だったような気がする。なんにせよ、もうそろそろ格安バスでの強行は厳しいのかもしれない。

 

6時、バスタにぽつんと放り出されたので、まずは飯処を探す。疲れてるので、せめてできたての温かいものが食べたい。すき家へin。390円の朝食がこれ以上なくありがたい。

朝方に聞いていた文フリ関連のPodcastで、流通センター駅混むよ〜という話があったので、そのまま現地へ直行することにした。モノレール浜松町駅、狭い空間に交差するエスカレーターの感じが良い。

モノレールも人生で2回ぐらいしか乗ったことがないので、ちょっとワクワクした。

 

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流通センターには7時ごろ着いてしまい、当然搬入もまだ始まっていないので人は全然いない。ただ思っていたよりロッカーが少なかったので、早い目に来て良かった。差し入れを全てリュックに移してスーツケースを預け、近くで時間を潰すことにする。

 

マップを見ていると野鳥公園があるらしい。ここで昼前まで過ごそう。ただ9時開園なので、それまではあちこちにある埠頭公園をぶらぶらする。東屋とベンチと原っぱとトイレ。最低限のものは揃っていた(ただ思っていたより遠くて、帰りもまたこれを歩くのがちょっと疲れる)。

 

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9時前にぶらぶらと移動して野鳥公園へ行った。たまたまイベントをやっていて、入場料が無料だった。埠頭の湿地にやってくる鳥を観察できるとのことだったが、季節なのか天気なのか、鳥はあまり見当たらなかった。そもそも双眼鏡も望遠レンズも持ってないのでいたとしても見えないのだったが。

林の中から聞こえる鳴き声が「シーキチン」にしか聞こえない鳥がいたのだけれど、何だったのだろうか。

 

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そんな感じで野鳥と親しんでいると9時を回っていたので、来た道をまたのこのこ歩いて流通センターに戻った。

スーツケースを引いた人が次々と建物の中に入っていくのを見て、ああこれが即売会…!と一人感動してしまう。

自分がお顔を存じ上げているぐらいあちこちに出られている方も、初めて即売会に参加する方も、皆が同じように荷物を引いて歩いてゆく。その一体感みたいなものが強く感じられる。

 

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静かな熱気という言葉がよく似合う光景。列に並んだ人たちはみな手持ちの本を読んだり(ハードカバー持って来てる人、すごいな)、おそらく「設営完了」ポストを追っているのだろう。スマホに釘付けになっている。

ここは会場前通路。右手にはホールとの間を遮る白い壁、そして左手にはパキスタン料理店がある。流通センターというぐらいだからてっきり巨大な倉庫かと思っていたが、普通に白くて綺麗なでっかい空間だった。

 

Webカタログとメモ帳と睨めっこしつつ、脳内でルートを組み立てている。おそらく第一展示場から出たら1時間は再入場も難しいのではないだろうか。というか出たくても出られなさそうだ。

今回考えたルートは、壁際文學界ブースを始めに左、つまりZからAへと向かってゆくもの。エッセイコーナーにはプロ作家さんも多く混雑が予想されるので、先に渋滞の中を突っ切ってしまおうという計画だ。

今ここに並んでいる人たちも、皆同じようなことを考えているのだろうか。あと10分であの扉が開く。そして祭りが——

 

 

 

気が付いたら現金がほぼ尽きていた。日頃の月平均書籍購入量を遥かに上回る支出。お祭りって怖い。

最初の1時間ぐらいはまだフロア内も歩きやすくて、なんだこんなもんか〜と油断していたら、14時ごろからシャレにならないぐらい混んできて、両端の通路なんて歩いていても全然進まない感じになってしまっていた。わたしは優柔不断なので「あ、これいいな、でも他にもっと欲しいものがあるかもしれないし、先にあっちに行ってまた戻ってこよう」などとやってるうちに、どこに行ってどこに行ってないのか全然わからなくなってしまって、せっかく用意してきた差し入れも半分以上配れないままになってしまった。

まあ、最初に欲しいと思っていたものは大体買えたので、開場前から並んだ甲斐はあっただろう。ただし第一展示場にほとんど費やしてしまって、第二展示場を全然見られなかったのが無念だ。

(特に小説なんかはその場で読んで判断するなんてのがほぼ無理なので、やはり事前の下調べがもっと必要だった気がする)

 

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文学フリマで買った本

 

15時、予定通り会場を後にして、モノレールとJRを乗り継いで両国に向かった。駅を降りるとあたり一帯が相撲とちゃんこだらけ。それもそのはず、両国国技館のお膝元である。

 

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しかし今回の目的は国技ではなく、お知り合いのトリ活動をバックアップすることだった。

トリ活については説明すると山鳥の尾のしだり尾ほどにも長くなるので省かせていただくが、今回は「喫茶ランドリー」という不思議な空間の一部を借りて(当鳥曰く「のっトリ」して)グッズ販売やシルクスクリーン制作、撮影会などを行っていた。

 

愉快な活動の中心トリこと「委員鳥と副委員鳥」。怪しいトリではございません、たぶん。

 

トリ活動は「なんとなく楽しそう」だけで行われている活動で、99%非営利のアソビである。遊ぶために5人のもの人たちが400キロも離れた場所からやって来て謎めいたことをしているのはなかなか理解されないが、その謎活動にはすでに30人以上か巻き込まれている。愉快だなぁと思う。

しかし考えてみると、この活動の遊びの精神と、趣味で同人誌を作って即売会で頒布するというのは、けっこう近い感じなのかもしれないなあと思った。

 

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夜はトリの人たちのと打ち上げに参加した。今頃文フリ関係の打ち上げもあちこちで行われているのだろうか。

東京という個人的に心細いアウェー空間で知り合いとわいわい遊べることは、自分的にはとても心強く思える。よい夜だった。

 

そこからまた歩いたり電車に乗ったりして宿に着いた頃には21時過ぎで、歩数は2万5千歩を超えていた。日頃の4倍は動いているので、明日は反動でやばそうだなぁと思う。

240518雑感

つい数時間前まで淡いピンクに染まった田んぼの真ん中をボンボン走っていたのが、今は街に出る電車に乗っていて、そして明日目を覚ますと高層ビル立ち並ぶ都会にいる……。

と考えると、移動というのは実に不思議なものだなぁと思う。

 

仕事や趣味でしょっちゅう移動している人にとっては数百キロの移動なんて大したことないのかもしれないが、自分は筋金入りの出不精なので、毎度一大事である。

 

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しかし考えてみればここ二年の間に三度上京しているのであって(うち一度は伊豆からなので、まだ近い方だったが)、これは自分の今までの人生における割合からすれば異常である。まあ中学の修学旅行で行ったきりだったし。

 

なぜこうも頻繁に首都圏へ出てゆくようになったか。その原因は間違いなく本とそれに関連するコミュニティに関わり始めたことだ。

あのすごい独立系書店も、毎度良書を仕入れている古本屋も、そして本好きが一堂に集うイベントも、何もかもが東京にある。最近でこそオンライン配信イベントなんかも増えてはいるが、本を巡るあれこれの多くは今でもかなりクローズドである。なによりその場の空気みたいなものは、実際行ってみないとどうしようもない。

どれだけ地方でのんびりやりたくても、意識せざるを得ない場所。それが東京……。

 

大袈裟なふうに言っているが、要は会いたい人も欲しいものも東京に行かなきゃ得られないわけである。

 

 

23:10

夜行バス乗車。隣の人の荷物が若干はみ出している悲しみ。

寝不足なのにバスで行くっていうのがもう明らかに間違っている気がするのだけれど、お金と健康を天秤に乗せた時、まだお金を取ってしまう。お金も健康もどちらも欲しい……。

到着が6時とかで、そこから4〜5時間をどう潰したものだろうか。それを考えるのは明日の自分に託したい。

 

文化系トークラジオLifeの文フリおすすめ本特集を聞きながら、Webカタログを斜め読みする。スマホから見ると重すぎてめっちゃ時間かかる。行きたいところはある程度決めたので、あとは当日の出会いに期待したい。

 

240517雑感

「やる奴はつべこべ言う前にもうやってる」的な言説、それな〜と思う一方で、「で?」という話でもある。
これを言われると「そうですよね〜」としか返しようがない。やってる人はその言葉通りもうやってるわけだし、やってない人にこれを言ったところでやりたくなるか? と思う。そういう急かされ方でやり始めるのは何となく不本意じゃないだろうか。

そんなどうでもいい戒めぐらいしか思いつかないぐらいにだるい。眠い。眠すぎる。
眠いと気分も落ち込んでくるし、とにかく何もやりたくなくなってくる。仕事行きたくない。他人とコミュニケーション取りたくない。お布団の中にずっとこもってたい。
明日の今頃にはもう夜行バスに揺られて東の方へ行っているというだろうに、大丈夫かな?

二泊三日、帰りのバスも入れたら三泊になる日程で、どれぐらいの荷物を持っていけばいいのかがわからない。服を着まわしてべっとりするのも嫌だから着替えは持って行くし、向こうで会う人に差し入れなりお土産を持って行きたいし……と毎度の如く持ち物は膨らんで、スーツケースがほどよく詰まってしまっている。お土産は減るとしても、その分色々買って帰ってくる訳だから(それも重たい紙の本を)、明後日ぐらいには超へばってそう。
しかもなんだ、来週頭は雨というじゃないか。さすがにそのために傘を持って行くのは大変すぎるから現地で買うことになりそうだが、それにしても雨とスーツケースと古本屋巡りなんかの組み合わせの最悪さは大変だ。
東京在住で泊めてくれて荷物を預かってくれる都合のいい友人が欲しい。あいにくそんなご都合のよろしい存在はいないので、宿はカプセルホテルだし、スーツケースは行く先々の駅ロッカーに預けて五百円とかを払うのだろう。まあ、そこで生活を営むことに比べれば諸々のランニングコストは低く生きている訳だし(その分時給も低いのだが)、必要経費は仕方ない。

いりそうなものはカバンに詰め込んだつもりだが、絶対に今回も何かしらを忘れそうだ。財布とスマホとケーブルだけあれば何とかなる…ならこんなに荷物増えないんだけどなあ。ミニマリストになりたい。

240514雑感

なぜ水中都市というやつはこれほどまでに心をざわつかせるのだろう、なんてことを思うのはシュペルヴィエルの『海に住む少女』を読んだからで、海外文学に疎い自分がこの本をたまたま手に取ったのは、均一棚の中に珍しく青色の光文社新訳文庫を見つけたからなのだった。
水中都市と聞いて思い浮かぶのがポケモン、コナン、マリオ、ポニョなどである自分にとって、文学的な水中都市というのは新鮮なのかもしれないが、『つみきの家』に似た寂しい余韻が残る作品だった。なお、正確にいうと『海に住む少女』に出てくる都市は水上に浮かんでいるようだが、船が通りかかると沈んで見えなくなるということなので、水中都市ということでいいよね。

今日は久々にずっと運転をしていて疲れたのだけれど、暗いバイパスを帰っている途中に、唐突に土曜日の予定が思い浮かんできて、我ながらいいアイデアじゃないかと手を打ったのだけれど、どうだろうか。仕事へ行く。いつも通り帰る。夕食、お風呂。もう一度出て名古屋まで行く。夜行バスに乗る。
位置関係的に名古屋→職場→家なので普通に2時間ぐらい余計に時間がかかることになるしんどさはあるのだが、以前仕事終わりで夜行バスに直行したら5時間ぐらい待ち時間があって結局ネカフェでシャワーを浴びたりしていたので、そこを節約&仕事の荷物は家に置いて帰れるという一石二鳥プランではないか、と眠い頭で考えていた。
というかそれ以前に荷造り全くしていないのが大変だ。

でも今日はすごく眠たいので、寝ていいですか。

240513雑感

できることならば田舎でのんびり生きて死にたい。田舎すぎるのも老後大変だから、適度な地方都市でもいい。都会怖い。
フッ軽(&懐温か)で展示やライブやその他諸々の文化的な催しのために都会までたびたび出向いたりする人もいるけれど、自分はそもそもなるべく家から出たくないのだし、出たとしてもその辺の田んぼの水面をぼーっと眺めているような人間なので、なおさら都会からは足が遠のいていく。人が多すぎるのも怖い。1時間歩いて畑帰りのおばあちゃんに一人会うか会わないかぐらいの感じで十分だ。

そんな圧倒的に都会の似合わない自分が東京へ行くというのだからおおごとである。でもこういうのは、行きたい気持ちがある時に行ったほうがいいからね。文学フリマ東京38。盛り上がりすぎて入場が有料になっちゃった、あの東京文フリである。

私が文フリに興味を持つようになったのは、読書会に通うようになったせいぜいここ2年ぐらいで、だから昔のことは全然知らない。同人誌即売会として名前を聞いたことがあったかなかったか、という程度である。しかしここ最近の文フリの盛り上がりようはすごいらしい。実際、文芸誌で文フリの特集が組まれていたり、個人書店に行くと文フリで人気だったZINEが並んでいるのが当たり前のようになっている。ちょっと商業チックになりすぎではないかという感もするのだが、でもそれがなければ多分興味を抱かなかったと思うし、難しいところだ。
カタログを眺めていても、二千近くある出店者の中からまだ見ぬ運命の出会いを見つけ出すのは、かなり難しいと感じる。どうしても有名どころ、発信力のある人たちの作品が印象に残ってしまう。やっぱりイベント直前に探すんじゃなくて、日頃から創作活動している方を追いかけていないとだなあ。

会場マップを見ながら、どう廻るのが最適なのかをずっと考えている。大阪文フリでもけっこう広いな〜なんて思っていたけれど、50近くの出店者が並ぶ島がAからZまであるというのは想像も及ばないぐらいの広さと混雑度だろう。ある程度は流れみたいなのがあるのかなあ。人気サークルには最初から人が多そうだし、普通に壁側からザーッと順番で歩いて行ったほうがいいのだろうか。全然イメージがわかない。
あと手土産を渡したり少し話したい方も数名いらっしゃるので、その準備もしなければならない。もう今週末だけど何にも準備できてなさすぎて大変だ!

とまあそんな感じでそわそわしている今週です。
文フリのあとに2日余分に休みを取ってあるので、そこで行く本屋巡りとかも考えないとなあ。