いつものように電車に乗って通勤していると、途中の駅から急に世界が真っ白になった。
YU KI DA!!!
積もっている雪を見るのが久々すぎて、太平洋沿岸民特有のテンションの上がり方をしてしまう。木々の枝や電柱や信号機にもびっしりついているのを見ると、けっこう降ったのだと見える。同じ県内の数十キロ離れただけでも、こんなに違ったのか。
当然雪が降ってたら寒いわけで、さむさむ言いながら仕事をしつつ、でもやっぱり雪を見たくてお昼休憩で公園に行った。もうけっこう溶けてて残念だった。
読んでいる本について。本屋大賞に絶対ノミネートされるはずだと私の周りでももっぱら噂の『成瀬は天下を取りに行く』を読む。色々ぶっ飛んでいる成瀬あかりを中心とした渦に大なり小なり巻き込まれてゆく人々の物語である。
なんかこういうスカッとした本を読むのがめちゃくちゃ久々で、心がとてもハッピーになる。自分の世代だと「ぶっ飛んだ女の子が周りを巻き込む」というとどうしてもハルヒを連想してしまうところはあるのだが、成瀬は常識も持ちつつぶっ飛んでるのがいい。あと滋賀愛に溢れてる。
著者の宮島さんの経歴を見ていると、「女による女のためのR-18文学賞」の文字が。本屋大賞に入ってくる作家がけっこう受賞している賞な気がする。登竜門なのだろうか。あとR-18っていうからアダルト描写のある作品限定なのかと思っていたが、そういうわけではなかった。そりゃそうだ。
ちなみにR-18賞はネット応募で、二月下旬には最終候補作の本文が読めるらしい。
それと告知
今年3月に岐阜駅で開催される「本の市」に出店申し込みしました。Independent Publish Marketということで、いわゆる文フリのローカル版みたいなイベントになるとのこと。いずれ文フリも出てみたいので勢いで（背水的に）申し込んでしまったけど、大丈夫だろうか……。
【出店者募集！】
— 岐阜駅 本の市 (@gifu_honnoichi) 2024年1月24日
「岐阜駅 本の市2024」にて、自由で多様な本と作り手に出会える『Independent Publishing Market』を行います。つきましては詩歌、小説、エッセイ、日記、漫画など自作の本を対面販売してくださる書き手、小規模で出版活動を行っている作り手を募集いたします。 pic.twitter.com/fz96sBTc4C
とりあえず今まで作った小冊子とかから売り物になりそうなものを持っていこうかなあと思う。採算とかは考えず、楽しめたらいいなあ。
