別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

240429雑感

昨晩からうっすら感じていた頭痛が一日中続いていた。何かに集中していると忘れられるけれど、意識するとやっぱり痛いな、というぐらいの頭痛。
つい先日、頭痛を訴えていた人が後日亡くなったというのをSNSで見たばかりなので、もしかして脳のなんらかなんじゃないか、と思ってしまう。自分ももっと健康に気を配るべきなのではないか。そう思う一方で、ずっと根底にある「自分なんてそこまで生きてる価値あるか?」というやつによって、自分を大切にできないでもいる。
だから一日単位ではなるべく快適にいられるよう健康を目指す(体操をしたり散歩したり。最近全然できなくなっちゃてるけど)が、長い目で見ると少しずつ不健康に向かっている(体づくり的な運動をしなかったり、間食したり、睡眠を削ったり)という具合である。
なんらかの病を患って命を落とすのか、それとも来月末に夜行バスで東京へ向かう途中に事故に巻き込まれて命を落とすのか(縁起でもないこという)。一寸先は闇。どちらがマシだろうか、なんて考える。

頭痛といえば、ちょうど今日の通勤中に読み始めた市川沙央さんの新作『オフィーリア23号』の主人公も頭痛持ちだった。彼女は気圧によって頭痛を感じるのだが、医者である家族はエビデンスのない気象病を信じないし、信じる主人公を蔑んでもいる……みたいな家庭が描かれていて、こういう小さなところの歪さを描くのが本当に上手い。
ちなみにこれもけっこう性に関わる話なので、文学界5月号はここまでずっと性がテーマで来ている気がする。ジェンダーというよりはもう少し個人的な世界の話で、しかも世間的な「正しさ」からはズレた、なんなら反対気味な価値観を描いているように思える。そういう微妙なところに突っ込めるのが文学の強さなんだろうなあ。

東京へ向かう夜行バスのことを書いたけれど、そういえばまだ全然予約してないし、宿もとってない。そろそろ取らないと。
とりあえず来月末までは生きているという前提で、今日も人生をやっている。