別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

240213雑感

眠くて眠くて仕方のない朝だった。昨日夜までくだらないことを呟いていたせいだろう。まったく。
久々に余裕を持って家を出た。田んぼ道をゆっくり走る。交通量が多くても、精神的余裕がある。いつもこんな感じでいられたらいいのに。

今日もやることはそんなになかった(後回しにして目を背けている作業は、ある)。お昼を食べたあと、バス停のベンチに座って少し日向ぼっこをしていた。やっぱり日光を浴びなければならないような気がするのだ。風は少しひんやりしているけれど、陽光で相殺されてちょうどいいぐらいだった。でも日陰や屋内に入ると寒い。この時期に着るちょうどいい服がない。

服と言えば、通勤電車の中は黒ずくめの人たちでいっぱいで、どうしてみんな黒い服ばかり着るのだろうか、と思う。スーツは黒くなければならないとしても、外套はグレーやベージュでもいいのではないか。それに、スーツじゃない学生たちも黒いコートばかりだ。そんな中で、お下がりのモスグリーンを着ていると目立ってしまう、気がする。みんな目立ちたくないから黒なのだろうか。『箱男』に、人は見るのは好きだけど見られるのはめっちゃ嫌いみたいなことが書いてあった。確かにそうなのかもしれない。黒い服は人々にとっての箱なのだろうか。
自分もお金に余裕があれば、黒いコートを買うのかもしれない。コートなんてユニクロで一万円ぐらいで売ってると思われるのだが、その一万円がどうしても出せない。本に二千円は出すのに。たまに爆買いするのに。それで人のいらないものばかり貰っているので、緑とか赤とか、黒くてもちょっと動きづらいとか。というか、黒のコートを着てもそれ以外がてんでバラバラなので、逆におかしくなってしまう。平べったいお弁当箱を入れるための大きな薄青の手提げ。単体ならば普通なのに、コートには合わない無印リュック。セールで買ったグレーのダンロップスニーカー。ヘッドフォン。全部が全部合わさると、すごくモタッとした変な感じ。黒を着るなら、全てを黒に合わせなくちゃいけなくなる。そんなお金はもちろんない。もう何を着ればいいのかわからない。(そして私は荷物を減らせない人なので、どう足掻いてもシュッとした感じにはなれないのだ)

帰ったら、部屋の臭いが気になった。
職場は割といいにおいが充満しているけれど、半年以上いると嗅覚が慣れてしまってほとんど分からなくなった。それを考えると、自室の臭いが気になるということは、けっこう臭う状態なのだろう。片付けも掃除も布団を干したりも全然できていないので臭って当然なのだが。
そんな部屋で寝起きしていて、口腔ケアとか全然できてなくて、洗濯物も特別香りのする洗剤を使っていないのだから、自分は臭うのかもしれない。タバコは吸わないし、毎日風呂には入っているので、空間ごと汚染するヤバいほどの臭いではなくとも(一度だけ遭遇したことがある。立ち去ったあと数分臭いが残るレベル)、近づいていい臭いがするというはずはない。ただでさえ鼻炎持ちで嗅覚が鈍いから、余計に無頓着になってしまっている。
スメハラという概念もある現代。これから自然にいい匂いになっていくことはまずないので、もうちょっと気を使った方がいいのかもしれない。というかまずは数年ぶりの歯医者に行かないと色々とまずい気がする。