自分は文章を書くのが好きではない。書けと言われたら書けないし、書くにしてもなるべく短くちゃっちゃと終わらせたい。だから文學界の北方謙三×松浦寿輝の対談なんかを読んでいると、長編大作を書く人は超変態すごいなあと思う。
もぬっとした空気を全身に浴びながら帰ってきた。風が少し出ていたので虫はあまり飛んでいなかったが、屋内に入るとやっぱり暑くて不快。寝るまでに少しでも気温を下げようと空気清浄機と扇風機をフル稼働しつつ窓を全開にしている。
日中はずっと冷房ガンガンの屋内で仕事をしているので快適だけれど、それでも足のムレだけはどうしようもない。誰もいないときは靴を脱いでスリッパに履き替えたりしているけれど、やっぱり通気性のいい靴を買った方がいい。来月までの宿題。
また今月も文學界が発売してしまった。8月号はなんと戸川純さんの初小説ということで、好き好き大好きと平沢ぐらいでしか知らないけれども楽しみである。
そして恒例の文フリレポ。今回は児玉雨子さんとラランド・ニシダさんの購入本が紹介されている。行列中に雨が降り始めた下りとか、実際に行ったからこそ分かるあの臨場感。なんか嬉しい。
一方の7月号はまだ半分も読めておらず今月も無事ピンチだ。冒頭に書いた対談の次には小林エリカさんと中脇初枝さんの対談があって、どちらも最近「風船爆弾」に関する小説を発表されたとのこと。すごい偶然だなあと思う。『女の子たち風船爆弾をつくる』も『伝言』もどちらも気になる作品なので読んでみたい。
新連載として渡辺祐真さん「世界文学の大冒険」が始まった。色々な世界文学を時代背景なども踏まえて解説していく連載ということで、勉強になりそう。初回は現代における「世界史」の捉え方の変化というところから始まっていて、それまで「イギリスの歴史」「日本の歴史」とそれぞれバラバラに並列していた歴史が「グローバルヒストリー」という観点から捉え直されている、というような話だった。文学史と哲学史は似ているという話もあったけれど、確かに自分も哲学っていうと西洋哲学だけをイメージしてしまうかも。
高校のカリキュラムも「世界史探究」になったらしいが、実際どんな感じなのだろう? 世界史とってないから今までがどうだったのかもわからないけど。
Apple Musicでプレイリストを共同編集できるようになったので、Xでみんな「良い曲」追加してくれ〜と呼びかけたらマニアックな曲が集まり初めてワクワクしている。Apple Music使ってる方いたら、ぜひ。(もうちょっと王道に軌道修正してもらっても大丈夫です)