別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

もういくつ眠れぬ夜を乗り越えれば僕らお正月迎えられるかな

この時期の電車の中吊りといえば、イルミネーション、冬旅、セール、そして初詣である。伊勢神宮のお膝元、天下の近鉄王国におきましては当然あのイメージ——鳥居の真ん中から昇る日の出があちらこちらに掲示されておりますよ。
しかしこの光景が見られるのは実は元旦ではなく冬至だというのも有名な話である。昔の人はそこまで考えて設計したのだからすごい。
ともかく、この光景が見られると思って初詣に行ったらちょっと太陽がズレててがっかり……なんて人はそんなにいないとは思うけれど、そもそも元旦にこんなガラ空きの宇治橋が見られるはずがなく、そりゃもう地元の人は近寄らないぐらいの大混雑ということである。伊勢の民にとって正月とはすなわち籠城戦なのだ。。。

そう、正月は出かけず家に籠る。これが究極のベストアンサー。あ、でも地元の神社はローカルすぎるので元旦初詣もどんと来いですね(´・ω・`) お焚き上げとかいつまで続けられることだろう。

ところでお正月について考えていると、無性にお餅をパクパクしたくなるよね。もう二週間と少ししかないんだけれど。この二週間の間で物理的に何かが変わるというわけではないのに(多少気候が変わって朝がより辛くなるぐらい?)、12月31日23時59分59秒を境に急にお餅を食べ始めのってよくよく考えると不思議だ。別に年明けんでも餅食うたてええやん。24日の夜は鏡餅に目と鼻書いて小枝でも挿しとけば実質クリスマスやん。でもそうじゃないんだよな。

年賀状書いて、掃除して、紅白でも裏番でも生配信でも見て、蕎麦食べて、そうして充分正月ナイズドされた状態じゃないと、やっぱり餅は食べられない。