別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

週末の一箱古本市で出す予定の小冊子について

今週末は、近々遠くへ越してしまうお知り合いが主催する一箱古本市に参加する。お話を頂いたのが昨年末。年始のブックオフセールで多少仕入れは行ったものの、基本的には今までの出品用在庫から出していく感じになるだろう。その辺の準備がまだぜーんぜんできていない。
にも関わらず、また紙の文集を作ろうとしている自分には呆れ果てるしかない。優先順位がバグりがちなのである。

今回は小規模なイベントであること、またお世話になっている方々が出店予定とのことで、極めて個人的なことを書いた文集を持っていくつもりだ。そもそもこうしてブログを書き始める前は、読書会などに自宅プリントで作った小冊子を持っていきばら撒いていた。その原点に戻ってみることにする。だから五部ぐらいしか作らない予定だ。
多くの人に文章を読んでいただくのはとても嬉しいしありがたいことだが、顔の見える相手に向けた文章というのも楽しいものである。こういうと申し訳ないが、やはり信頼度の違いがある。だから、読みやすさでいうとたぶんブログより読みにくい。書きにくい本音をぐだぐだ連ねたり、なんとなく共有されているであろう知識は説明を省いたりしている。それでも読みたいと思ってくれる5人ぐらいにお渡しできればいいなということである。



(文集より抜粋)
『30歳で死んでしまう』なんてことを書き連ねてからもう二年ぐらい経ってしまった。成長しなくても時間は過ぎていく、その残酷さが身にしみるこの頃である。
この二年の間に、「30歳までに死ぬと思っていた」という言葉をあちこちで目にすることがあって、やっぱりこれって20代とかの普遍的な気の迷いなのかとちょっとショックを受けたりしている。