別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

240120雑感

先日からやや喉が痛かったのだけれど、今日は仕事中に怠くなってきて困った。明らかに体調が悪いという感じではないが、コップの水がギリギリこぼれないぐらいの感じで、ここで持ち堪えるか限界になって溢れてしまうかは今夜が峠かもしれない。
明日は古本市に出店予定なのだが、果たして大丈夫だろうか。まあ、蔵書家が多いので仮に私が病欠しても空白になる心配はなさそうだが……。

今日の通勤読書は『店長がバカすぎて』の続編。書店あるあるがコミカルに描かれたこのシリーズを読んでいると、書店って客にとってはオアシスみたいだけれど店員にとっては戦場なんだなとよく分かる。かくいう自分も昔チェーン書店でバイトしていたことがあるのだが、田舎だし夜シフトだしでここに描かれるようなヤバさを体感したことはほとんどない。というか取り置きの電話をひたすらかけていた記憶とカバーをひたすら折っていた記憶しかない。死ぬほど不器用なので「カバーお願いします」は言われたくない言葉ベスト3に入っていた。そんな味気ない記憶しか持ち合わせていないのだが、読むとやっぱり書店って楽しいなと思わせてくれるのは小説家の腕前だろう。

仕事の合間にちょくちょくと作業をして、古本市の準備は何とか整った。はずだ。絶対何か忘れていると思うが毎度のことなのでもう諦める。無事に会場までつけたらそれでいいや。
イベント前特有の、楽しみだなあとしんどいなあがせめぎ合う状態に今なっている。楽しみにだけしれてばいいものを、緊張感とか終わった後の疲労のことを考えるとげんなりしてしまう。涙が出てくる。これはドライアイの痛いやつである。
いやもうこの際言ってしまうと、私はどんな心待ちにしていたイベントであれ、直前になると「やっぱり行きたくない‥…」と思ってしまう。楽しければ楽しかっただけあとで疲れるのは目に見えている。だったら最初から楽しみなんてなければよかったとまでは言わないけれど、あまり感情を動かしたくないとも思う。そんなだから心が死んでいくのだが。
人に会うのも、人と話すのも、人のいる場所に行くのも疲れる。これは調子がいいとか悪いとかにかかわらず、必ずそうなるものである。もちろん疲労を抱え込めるキャパシティは体調なんかに左右されるだろうが。この先歳をとって体力や気力が落ちたらただでさえ小さなキャパが更に小さくなって、最終的に独居老人孤独死間違いな死かもしれない。そこまで生きてるのか謎だけど。

わざわざこんなことをイベント前に書くのもどうなんだと思わないでもないが、終わったらこういう気分を持っていたことは絶対忘れちゃうので、書き留めておきたかった。