３月になった。なったからといって急に気候条件とか日照時間が変わるわけじゃないけど、気分上の変化はとても大きい。ちょっと力が抜けるような感じ。今年もまたDOSEの３月をヘビロテしよう。レミオロメンは９日までに一回は聴こう。
しかし春が来てホッとする間もなく、いよいよ明日は岐阜駅本の市である。Twitterの公式アカウントには、会場のアクティブGに設置されたフロアマップの写真が投稿されている。つまり今から１日ぐらい我々の屋号が商業施設の一角に存在しているわけである。不思議な感じ。
仕事の隙間を縫ってコツコツ書いていた文章は、とりあえず終わった。（仕事が隙間だらけだった）
ブログ記事から2つと、昨日今日で書いたちょっとした文章（自虐3割）を載っけた冊子である。売るのか、フリペにするのかはまだ迷っているけれど、表紙用にちょっといい紙を買ってみたから、50円ぐらいで売ってもいいかもしれない。なんか適当だなあ。
やっぱり、自分の書いたものを売るということには、まだちょっとためらいがある。なんというか、自分が書くことに必然性を見出せていないというか、こんな自分の内面ばっかり掘り下げてて他人が入り込む余地がなくって、愉快でもない文章に価値はあるのか？ っていうやつ。価値価値いいすぎてカチカチ山になってまうで。
不安になって、他の出店者さんのお品書きを見て回った。ぱっと見短歌が多い気がする。やはりブームなのか。
しかしなんにせよ、短歌という形に昇華している時点で自分から見ればもうすげぇ作品である。自分のはちょっと、素材そのまますぎる……。いや、日記エッセイとかも素材そのままっぽい（風でいて料理されてるのかもしれないが）けれど、最低限の盛り付けはなされている。自分のはいわば、掘り出したばっかりの泥だらけの芋だ。いや、芋のひげだ。
という風に、いつものイベント前日メランコリーで参っちゃって心安らかではない。こういう時は何も考えず音楽を聴くか、早く寝るか、そのどっちもやるかに限る。冊子刷ってる場合じゃねえぞこれ。
音楽に関していえば、ポケモンのゲームサウンドが聴ける神サイト「Pokémon Sound Library」にルビー/サファイアとRGFRのサントラが追加されていた。これは嬉しいニュース。
ルビー/サファイアは自分にとってゲーム音楽原体験なので、思い入れも結構強い。119番道路を筆頭に、あの頃はめちゃくちゃ苦心したけれどいつの間にかいい思い出になった曲がずらっと。
ゲーム音楽の良さってうまく伝えるのが難しいんだけれど、よく言われるのはシンプルゆえの奥深さとか（最近のサントラはそんな制約もなくてフルオケなんかざらにあるけど）、意外とクラシック的な素養が仕込まれていたりするところだろうか。もちろんそんな理論的なことは全然わからずに聞いてるので、「なぜかぎゅっと胸を締め付けられる」みたいな感覚的なことしか言えないんだけれど。
