別に書くほどじゃないけど…

ツイート以上、フリペ未満の雑文帖

240419雑感

電車に乗る。満席。しょうがないので壁に凭れてリュックから本を出す。20分ぐらい読んだところで席が空く。座る。

その瞬間に一日の疲れがどーーーーっとくる。しんどい。

職場を出る瞬間は「ようやく帰れる」という開放感があるし、本を読み始めるときも「しゃーないなぁ読むか」というのがあるので、疲れはあまり意識されない。それが、最寄りまでちょうど半分の20分のところで座った途端に来る。体が重い。ねむい。このまま電車がお布団になってほしい(??)
ヘトヘトになりながら家に帰ってくると、今度はまた開放感が高まって、疲労感がちょっと薄れる。だから、あの電車に座った瞬間こそが、そのまま電源オフにするのに最適な時間なのだ。


ちなみに今日の通勤で読んでいた本は『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』である。連作短編的な物語かと思っていたら、なんだか書店エッセイみたいな感じで面白い。ヒュナム洞という場所にある個人経営の書店の話なのだが、お客さんに本をお勧めしようとして悩む場面とか、トークイベントで作家と向き合って緊張する場面とか、個人書店主あるあるみたいな話が綴られている。読んでいると韓国も日本もあんまり変わらないんだなという気がしてくる。(韓国の方が、国の支援は多いらしいけど)
なお、書店員しか共感できないみたいなことはなくて、店主のヨンジュは書店経営者である以前に一人の本好きの女性なので、本が好きな方には色々共感できる作品だと思う。あまり本を読まない人には……ちょっと本の話すぎるかな。まだ序盤しか読んでいないので全体としてはどうかわからないけれど、書店エッセイ特有の内輪感(読むこととか、本が好きなこととかが前提になっている)みたいなのはややあるかもしれない。


今日の田んぼ

耕されたり水が張られたりしてきている。そのうちまたn毛作が始まりそうだ。